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これどんな感じで成長させていけばいいのかわからなくなってきました(混乱中)
それから未だに子供二人の名前にちょっと違和感(特に男の子の方)があって、そのうち変えるかもしれませんし変えないかもしれません。
ルーチェはなんかしっくりくるような気がするんですが、うーん…。
慣れの問題なのだろうか……オリジナルキャラってあまり扱ったことがないので、ココマと同様に私も二人に悩まされているみたいです(笑)


そんなわけで、
名付け親、盛大に募集中(←)、です……どなたか良いお名前を授けてくだされ~~!(ないてる)


ウッ。自分のネーミングセンスのなさときたらもーっ!
あ、多分次からもう色々激しく成長します。たぶん。

明日は十二国記更新します。久々に!やっと進みそうですフフフン!





!!注意書き!!

※二人に子供が出来ています。

※かなりのねつ造キャラが入り中。

※主に二人の子供は完全なるオリジナルとなりますのでそこらへんも苦手な方は見ないで下さい。ちなみに名付け親募集中。

※にょたコマです

上記が苦手な方は見ないで下さい。
大丈夫な方は続きよりどうぞー!



パパ、子供の扱い方を徐々に覚えてきたようです。

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【子供、更に育つ】

「まま、だっこ!」
「はいはい」
 小松君と椅子に座って、お茶をしていた時のことだ。二人で遊んでいた子供達が小松君の足元にやってきたようだ。双子の男の子の方であるシエルを抱き抱え、小松君は困ったようにもう一人の頭を撫でている。
「るぅもだっこ!」
「うーん、ちょっと二人は無理だなあ」
 困ったような声。シエルを抱えた小松君は困ったように僕へと視線を向ける。僕も苦笑を浮かべて、そっと小松君の横へと移動した。屈んだ僕に気付いたルーチェが、小松君のエプロンの裾を握り締めつつ、僕を見上げる。
「ルーは僕がだっこしてあげるよ」
 おいで。と、腕を広げてみると、「んー」と、考えた後に小松君を見上げた。
「どうしたの? パパに抱っこして貰えるのはなかなかないよー?」
「ぱぱ、や!」
 くいくいと小松君のエプロンを引っ張り、「まま、だっこ!」と、繰り返される言葉。腕を広げたまま、僕は固まってしまった。「ぱぱ、や!」というのは破壊力満点すぎた。
「……コ、ココさん?」
 初めてぱぱと満面の笑みで呼ばれた時のことを思い出し、僕はがくりと肩を落とす。やはり僕はいらない存在なのかと項垂れた僕に、小松君が柔らかく笑う声が聞こえた。
「そんなこと言ってると、ぱぱ、傷付いて遊んでくれなくなっちゃうよー?」
 いいの? と、言う小松君の声に、反応したのはシエルの方だ。
「やだっ!」
 ルーチェもそれに倣うように「やだっ」と、声をあげる。
「ぱぱ、抱っこ!」
 途端慌てたように腕の中に飛び込んでくるルーチェを僕は慌てて受け止めた。シエルも慌てたように小松君の膝から降りると、僕の元へと駆けてくる。
「こ、小松君っ!」
「ふふふー、普段のココさんの育児成果ですねー」
 小松君が笑う。二人の子供達を抱き上げて、僕は小松君の横の椅子に座った。小松君の目が優しく細められて、二人の子供の頭を撫でるのが堪らなく、素敵だった。
 そんな僕の視線に気付いた小松君が、照れたように淡く微笑む。可愛らしいその仕草に思わずその額にキスをしようとすれば、小さな手が二つ、僕の頬に伸びてきた。
「ぱぱー、きっすー!」
「え? キッス!? いや、今日はもう大分遅いし……」
 さっきの小松君の言葉で、すっかり遊びたいスイッチが入ってしまったらしい。二人のお気に入りの遊びは確かにキッスに乗って飛びまわることだけど、外はもう暗い。それに、二人はもう寝る時間だ。
「やだ、のる!」
「のるー!」
 双子の猛攻が始まった。むにむにと頬を小さな手に摘まれて、僕は苦笑を浮かべて二人を引き剥がした。下手をすれば口の中に手を突っ込まれかねない。
「今日はもうダーメ。明日にしよう、今日はほら、もうお外真っ暗だし、キッスも寝てるから、ね?」
 外を指さすと、要求を聞き入れられないと悟ったのか、一人が泣き出しそうになる。あー、これはやばい。案の定、癇癪を起して泣き出し始めてしまった一人につられるように、もう一人も泣き出した。
 小松君が横で「す、すいません……」と、謝っていることに手をあげて応えると、僕は苦笑を浮かべる。これも今だけなのだと思うと、貴重な体験だ。
「あんまり我儘言うと、明日も遊ばないよ。折角のお休みだけど、ぱぱ一人で遊びに行こうかな」
 その僕の言葉に、ぴたりと二人の声が止まる。じっと四つの目が僕を見上げていた。
「やだっ!」
「やーっ!」
 どうして双子というものはこうも息がぴったりなのだろうかと思うのと同時に、二人はすぐに僕の言葉を理解したようだ。
「じゃあ、今日はもうお休み」
 二つの小さな額に口付けると、昼間十分に遊んだから、やっぱり少し眠かったようで「あい」と声をあげたかと思いきや小松君を見上げた。
「ままー」
「はいはい、もう寝ようね~」
 小松君が穏やかな声をあげながら、椅子から立ち上がる。僕は小松君と目線を合わせて微笑むと、二人の子供を抱えたまま、静かに小松君と一緒に寝室へと足を向けるのだった。
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