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さて、今日はトリコと小僧寿しのコラボのやつ買ってきます。ふんふんっ!
あと某方からの情報ですが、スカイツリーのプラネタリウムでココさんの声優さんがナレーションを務めているそうで。
ちょ、それどんなココマ!!ココマ!!!と、すんごいワクワクしてたら誘って貰えましたヤッター!
あとトリコ映画ね。本当にありがとうありがとう(拝む
あと小説の挿絵と仔狸絵も貰っちゃったので、後日あげますねっ!
ぐへへ、楽しみ。
さて、続きからは仔狸小松君のお話。
オムライス好きすぎてやばいです。ケチャップを買いに行かなきゃ(笑)
もうカフェココマからずっとオムライス食べたくて、だけど翌日のお弁当考えるとオムライスだと(ごにょごにょ
状態でずっと食べられなくてですね。あと卵なかったりとか他色々要素が(笑
昨日やっと作れましたやったーーー!美味しかった(*´ω`*)
つまりこのサイトは主にオムライス発作を管理人が起こす度にココマがオムライス食べるという図式←
さて、今日はトリコと小僧寿しのコラボのやつ買ってきます。ふんふんっ!
あと某方からの情報ですが、スカイツリーのプラネタリウムでココさんの声優さんがナレーションを務めているそうで。
ちょ、それどんなココマ!!ココマ!!!と、すんごいワクワクしてたら誘って貰えましたヤッター!
あとトリコ映画ね。本当にありがとうありがとう(拝む
あと小説の挿絵と仔狸絵も貰っちゃったので、後日あげますねっ!
ぐへへ、楽しみ。
さて、続きからは仔狸小松君のお話。
オムライス好きすぎてやばいです。ケチャップを買いに行かなきゃ(笑)
もうカフェココマからずっとオムライス食べたくて、だけど翌日のお弁当考えるとオムライスだと(ごにょごにょ
状態でずっと食べられなくてですね。あと卵なかったりとか他色々要素が(笑
昨日やっと作れましたやったーーー!美味しかった(*´ω`*)
つまりこのサイトは主にオムライス発作を管理人が起こす度にココマがオムライス食べるという図式←
仔狸はどうやら、口が利けないようだった。けれど言葉は理解出来るらしい。本来であれば話せる筈だが、恐らく精神的な要因があるのだろうと僕は踏んでいた。
今では身体的な怪我もすっかり癒えて、ちょっとずつ仔狸もこの部屋に慣れてきたようだった。
僕が出掛けると、時たま窓から丸い耳が覗き見しているのをよく見掛けた。それがちょっと、愛らしいような、こそばゆいような気持ちがする。
仔狸に名前を聞くと、辛うじて「小松」と、文字を書いてくれた。だから名前が「小松」というらしいことだけはわかっている。
「さて、今日は何を作ろうか」
台所に立った僕が傍らにいる小松君に問いかけると、ぴくんと耳が動く。ちょっと目をきらきらさせている様は、餌付けが成功したことを暗に僕に告げている。僕は苦笑を浮かべて「うーん」と悩むフリをした。
「何か食べたいもの、ある?」
僕が聞くと、小松君は嬉しそうに尻尾を揺らす。小松君は台所から離れて行った。とててと愛らしい足音の後に、がたがたと音がする。すぐに戻ってきた小松君の小さな手には一枚の紙。それを受け取ると、そこにはたどたどしい文字で「おむらいす」と書かれているようだった。
「オムライス?」
ふわふわと尻尾が嬉しそうに揺れる。その姿に、ちょこっとだけ意地悪をしてみたくなった僕は、くすりと笑って小松君を見下ろした。
「本当に好きだねえ。この前もオムライスだったじゃない」
僕の言葉に尻尾がしょぼ、と垂れた。耳まで垂れている。素直な小松君に、僕はくすりと笑みを浮かべる。
「じゃあ、小松君。野菜室からオムライスの材料取ってきてくれる?」
正解したら作ってあげる。
その言葉に、小松君がぱっと顔をあげた。また小さな足音を立てて冷蔵庫の前に行った小松君についていった僕は、その扉を開く。
卵とご飯を僕が取り出す間、小松君は一生懸命にたまねぎやら、人参やら、ピーマンやらを漁っている。満足そうにそれらを両腕に抱え持った小松君は、僕が「もういいの?」と、声を掛けるとこくこくと頷いて素早く冷蔵庫の前から離れた。
前に食材に夢中になりすぎて尻尾を冷蔵庫の扉に挟んで以来、小松君は扉に対して酷い警戒心を抱いているようだ。あの時は流石に僕も不注意過ぎたと反省している。
そんなことを思い出していると、小松君がくいくいと僕のズボンを引っ張った。小松君は緊張した面持ちで僕を見上げている。
僕は小松君から材料を受け取ると、少し勿体ぶるように呻って、緊張する小松君を見下ろした。こくんとその小さな喉が上下する姿に、思わず笑みを浮かべてしまう。たかがオムライス、されどオムライスだ。
「うん、素晴らしいね。良く出来ました。じゃあ頑張ってくれた小松君に、ご褒美だ。腕によりを掛けて美味しいオムライスを作るからね」
小松君の顔が綻んだ。最近ではちょくちょく、こんな風に控えめながらも笑みを見せてくれるようになったのが嬉しい。ちょっとでも小松君の心が癒えているといいのだけれど。
「じゃあ、準備してきてくれる? はい、布巾」
僕がその布を差し出すと、小松君はぴこぴこと耳を幾度か動かし、こくんと頷いた。両手で大事そうに布巾を持つと、また小さな足音を立てて居間へと戻っていく。
本当に素直で良い仔なんだなあ。と、僕は笑みを浮かべて、手際良く食材を切り刻み、チキンライスを作る。
ケチャップライスを作り終えると、ここからがオムライスの本番だと僕はふうと息を吐いた。
そこでかたん、と音がする。振り向くと、小松君が柱の影からそっと見守るように僕を見つめていた。その頬はちょっと紅い。僕は笑うと、小松君を手招く。
「もうちょっとで出来るからね」
僕の傍らまで来た小松君は、じっと僕の手元を見つめている。と、いってもシンクにすら背の届いていない小松君では、本当にフライパンの側面くらいしか見えないんじゃないかと思うのだけど。
僕は卵を溶くと、熱したフライパンに一気に流し込む。固まる前に形を整えて、既に出来上がっていたチキンライスの上に引っくり返しながら乗せる。
僕は出来上がった皿と、小さな小皿を持つと小松君と一緒に居間に座った。
ここからは小松君の好きな作業だ。よいしょ、と言った風に椅子の上に立った小松君は、どこかそわそわしている。僕がナイフを差し出すと、小松君はどきどきとしているような面持ちでそれを慎重に受け取った。
「緊張の一瞬、だね」
気をつけてね。と、小松君の後ろから見守る僕の前で、小松君の持つナイフの切っ先が卵を切り開く。とろ、とした卵がケチャップライスの上に広がった。ほかほかした湯気が広がって、小松君が嬉しそうに僕を振り返る。
「うん、上出来」
ナイフを小松君から受け取って片付けた後、僕は椅子に行儀良く座る小松君の横に座った。これが最近の、僕らの定位置になっていた。
「ケチャップライスだから、エプロンをつけるからね」
僕は小松君に触れる時、必ず声を掛けるようにしていた。そうすればある程度までは触れても大丈夫なようだったから。
涎掛けのようなそれを首に巻いてやり、僕は小松君用専用の皿となってしまったその小皿に、小松君の分のオムライスを乗せてやる。
「はい、出来た。お待たせ、食べようか。いただきます」
小松君は頷いて、僕に倣うように両手を合わせる。小さなスプーンで一生懸命オムライスを口に含む様がなんとも愛らしかった。
「美味しい?」
口の周りを真っ赤にした小松君は、至極満足そうに頷く。「ならよかった」と、僕もそんな小松君の姿に笑いながら、オムライスを口にする。
時たま小松君の口元を拭ってやったり、追加でオムライスを更に移してやれば、小松君はとても嬉しそうに尻尾を揺らした。
ふと、まるで育児だな。と、トリコにからかわれたことが一瞬頭を過ぎった。だけど、それもきらきらした小松君の目の前には霞んで消える。
満足そうに椅子に座る小松君の口元を拭ってやっていると、小松君の大きな目がじっと僕を見つめていることに気付いた。物言いたげな視線に首を傾げた僕は、小松君を覗き込む。
「どうかした?」
「ん」
その音は、初めて小松君から出た声らしい声だった。驚きに目を見張る僕の前で、小松君はその小さな口を開く。
「ココ、さん」
「小松君、声が……?」
僕の問い掛けに、小松君は照れたようにはにかんで頷いた。なんだかそれだけで胸に迫るものを感じて、僕は思わず手を伸ばして小松君を引き寄せる。
「にゃっ!?」
ぎゅっと抱くと、ほわほわした耳が頬に当たる。ぶるると小松君は一度震えたけれど、この家に来た最初の頃のように僕を拒絶するようなことはなかった。
恐る恐る、まるで触れたら壊れてしまいそうなものでも触るかのように、小松君の手が僕の体にぺたぺたと触れる。小松君から触れられたことなんてなかった僕は、その事実に驚いて顔をあげた。
目が合えばいけないことだと思ったのか、びくりと小松君が怯えたように震える。僕は安心させるように小松君に笑い掛けた。僕の表情の変化を読み取ってか、小松君の表情にどことなく安堵の色が浮かぶ。
「ココ、さん」
「うん」
小さな手がゆっくりと僕に伸びてくる。僕は身を屈めて、その腕に応えてやった。
大きな瞳と目が合って、額を重ね合わせればきゅっと目を閉じる。そのままじっとしていると、ゆるゆると小松君は目を開く。至近距離にある僕の顔に少したじろいだような小松君に、僕は笑った。
「ココさん」
「そう、僕だよ」
よく出来ました。と、頭を撫でようとすれば、小松君は怒られると思ったのか身を竦める。構うことなく優しく頭を撫でてやれば、耳がぱたぱたと動いて、片目だけを恐る恐る開く姿。
優しく優しく、宥めるようにその小さな頭を撫でる。小松君は伺うようにじっと僕を見上げていた。
「どうかした?」
小松君の態度に気付かないフリをして、僕はそんな風に小松君に問い掛けてみた。小松君は緩く首を振ると、やっとそこで安心したように笑みを浮かべてくれた。僕はそんな小松君の頭を撫でながらほっと胸を撫で降ろす。
「またオムライス、食べようね」
仔狸は嬉しそうに頷く。これは近いうちにまた作ることになりそうだと思いながら、僕は苦笑を浮かべながらも胸の中を満たす温かな気持ちに顔を綻ばせた。
今では身体的な怪我もすっかり癒えて、ちょっとずつ仔狸もこの部屋に慣れてきたようだった。
僕が出掛けると、時たま窓から丸い耳が覗き見しているのをよく見掛けた。それがちょっと、愛らしいような、こそばゆいような気持ちがする。
仔狸に名前を聞くと、辛うじて「小松」と、文字を書いてくれた。だから名前が「小松」というらしいことだけはわかっている。
「さて、今日は何を作ろうか」
台所に立った僕が傍らにいる小松君に問いかけると、ぴくんと耳が動く。ちょっと目をきらきらさせている様は、餌付けが成功したことを暗に僕に告げている。僕は苦笑を浮かべて「うーん」と悩むフリをした。
「何か食べたいもの、ある?」
僕が聞くと、小松君は嬉しそうに尻尾を揺らす。小松君は台所から離れて行った。とててと愛らしい足音の後に、がたがたと音がする。すぐに戻ってきた小松君の小さな手には一枚の紙。それを受け取ると、そこにはたどたどしい文字で「おむらいす」と書かれているようだった。
「オムライス?」
ふわふわと尻尾が嬉しそうに揺れる。その姿に、ちょこっとだけ意地悪をしてみたくなった僕は、くすりと笑って小松君を見下ろした。
「本当に好きだねえ。この前もオムライスだったじゃない」
僕の言葉に尻尾がしょぼ、と垂れた。耳まで垂れている。素直な小松君に、僕はくすりと笑みを浮かべる。
「じゃあ、小松君。野菜室からオムライスの材料取ってきてくれる?」
正解したら作ってあげる。
その言葉に、小松君がぱっと顔をあげた。また小さな足音を立てて冷蔵庫の前に行った小松君についていった僕は、その扉を開く。
卵とご飯を僕が取り出す間、小松君は一生懸命にたまねぎやら、人参やら、ピーマンやらを漁っている。満足そうにそれらを両腕に抱え持った小松君は、僕が「もういいの?」と、声を掛けるとこくこくと頷いて素早く冷蔵庫の前から離れた。
前に食材に夢中になりすぎて尻尾を冷蔵庫の扉に挟んで以来、小松君は扉に対して酷い警戒心を抱いているようだ。あの時は流石に僕も不注意過ぎたと反省している。
そんなことを思い出していると、小松君がくいくいと僕のズボンを引っ張った。小松君は緊張した面持ちで僕を見上げている。
僕は小松君から材料を受け取ると、少し勿体ぶるように呻って、緊張する小松君を見下ろした。こくんとその小さな喉が上下する姿に、思わず笑みを浮かべてしまう。たかがオムライス、されどオムライスだ。
「うん、素晴らしいね。良く出来ました。じゃあ頑張ってくれた小松君に、ご褒美だ。腕によりを掛けて美味しいオムライスを作るからね」
小松君の顔が綻んだ。最近ではちょくちょく、こんな風に控えめながらも笑みを見せてくれるようになったのが嬉しい。ちょっとでも小松君の心が癒えているといいのだけれど。
「じゃあ、準備してきてくれる? はい、布巾」
僕がその布を差し出すと、小松君はぴこぴこと耳を幾度か動かし、こくんと頷いた。両手で大事そうに布巾を持つと、また小さな足音を立てて居間へと戻っていく。
本当に素直で良い仔なんだなあ。と、僕は笑みを浮かべて、手際良く食材を切り刻み、チキンライスを作る。
ケチャップライスを作り終えると、ここからがオムライスの本番だと僕はふうと息を吐いた。
そこでかたん、と音がする。振り向くと、小松君が柱の影からそっと見守るように僕を見つめていた。その頬はちょっと紅い。僕は笑うと、小松君を手招く。
「もうちょっとで出来るからね」
僕の傍らまで来た小松君は、じっと僕の手元を見つめている。と、いってもシンクにすら背の届いていない小松君では、本当にフライパンの側面くらいしか見えないんじゃないかと思うのだけど。
僕は卵を溶くと、熱したフライパンに一気に流し込む。固まる前に形を整えて、既に出来上がっていたチキンライスの上に引っくり返しながら乗せる。
僕は出来上がった皿と、小さな小皿を持つと小松君と一緒に居間に座った。
ここからは小松君の好きな作業だ。よいしょ、と言った風に椅子の上に立った小松君は、どこかそわそわしている。僕がナイフを差し出すと、小松君はどきどきとしているような面持ちでそれを慎重に受け取った。
「緊張の一瞬、だね」
気をつけてね。と、小松君の後ろから見守る僕の前で、小松君の持つナイフの切っ先が卵を切り開く。とろ、とした卵がケチャップライスの上に広がった。ほかほかした湯気が広がって、小松君が嬉しそうに僕を振り返る。
「うん、上出来」
ナイフを小松君から受け取って片付けた後、僕は椅子に行儀良く座る小松君の横に座った。これが最近の、僕らの定位置になっていた。
「ケチャップライスだから、エプロンをつけるからね」
僕は小松君に触れる時、必ず声を掛けるようにしていた。そうすればある程度までは触れても大丈夫なようだったから。
涎掛けのようなそれを首に巻いてやり、僕は小松君用専用の皿となってしまったその小皿に、小松君の分のオムライスを乗せてやる。
「はい、出来た。お待たせ、食べようか。いただきます」
小松君は頷いて、僕に倣うように両手を合わせる。小さなスプーンで一生懸命オムライスを口に含む様がなんとも愛らしかった。
「美味しい?」
口の周りを真っ赤にした小松君は、至極満足そうに頷く。「ならよかった」と、僕もそんな小松君の姿に笑いながら、オムライスを口にする。
時たま小松君の口元を拭ってやったり、追加でオムライスを更に移してやれば、小松君はとても嬉しそうに尻尾を揺らした。
ふと、まるで育児だな。と、トリコにからかわれたことが一瞬頭を過ぎった。だけど、それもきらきらした小松君の目の前には霞んで消える。
満足そうに椅子に座る小松君の口元を拭ってやっていると、小松君の大きな目がじっと僕を見つめていることに気付いた。物言いたげな視線に首を傾げた僕は、小松君を覗き込む。
「どうかした?」
「ん」
その音は、初めて小松君から出た声らしい声だった。驚きに目を見張る僕の前で、小松君はその小さな口を開く。
「ココ、さん」
「小松君、声が……?」
僕の問い掛けに、小松君は照れたようにはにかんで頷いた。なんだかそれだけで胸に迫るものを感じて、僕は思わず手を伸ばして小松君を引き寄せる。
「にゃっ!?」
ぎゅっと抱くと、ほわほわした耳が頬に当たる。ぶるると小松君は一度震えたけれど、この家に来た最初の頃のように僕を拒絶するようなことはなかった。
恐る恐る、まるで触れたら壊れてしまいそうなものでも触るかのように、小松君の手が僕の体にぺたぺたと触れる。小松君から触れられたことなんてなかった僕は、その事実に驚いて顔をあげた。
目が合えばいけないことだと思ったのか、びくりと小松君が怯えたように震える。僕は安心させるように小松君に笑い掛けた。僕の表情の変化を読み取ってか、小松君の表情にどことなく安堵の色が浮かぶ。
「ココ、さん」
「うん」
小さな手がゆっくりと僕に伸びてくる。僕は身を屈めて、その腕に応えてやった。
大きな瞳と目が合って、額を重ね合わせればきゅっと目を閉じる。そのままじっとしていると、ゆるゆると小松君は目を開く。至近距離にある僕の顔に少したじろいだような小松君に、僕は笑った。
「ココさん」
「そう、僕だよ」
よく出来ました。と、頭を撫でようとすれば、小松君は怒られると思ったのか身を竦める。構うことなく優しく頭を撫でてやれば、耳がぱたぱたと動いて、片目だけを恐る恐る開く姿。
優しく優しく、宥めるようにその小さな頭を撫でる。小松君は伺うようにじっと僕を見上げていた。
「どうかした?」
小松君の態度に気付かないフリをして、僕はそんな風に小松君に問い掛けてみた。小松君は緩く首を振ると、やっとそこで安心したように笑みを浮かべてくれた。僕はそんな小松君の頭を撫でながらほっと胸を撫で降ろす。
「またオムライス、食べようね」
仔狸は嬉しそうに頷く。これは近いうちにまた作ることになりそうだと思いながら、僕は苦笑を浮かべながらも胸の中を満たす温かな気持ちに顔を綻ばせた。
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