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ココマソング見つけてうはうはです。
ソナポケの「あなたのうた」「summer love」「さなよらナミダ」「君へ…」
これ、ココマ!
summer loveはこれフグ鯨の時の回想するココさんだと思ってみると滾りますほんとに。
ねえほんとに。ねえ、ココマなんなの。リア充爆発すればいいのに。
「あなたのうた」は小松くんでもココさんでもいけど、個人的には小松君かなー?
はー、ココマ。ココマつら。結婚すればいいのに。
結婚させちゃいましたけど(冬コミ新刊の話)

そうそう、十二国記のファイルの更新履歴的なものを見たら、書き始めたの5月頃でした。
Twitterで呟き始めたやつなので、実際はもうちょい前かなー。
ある方たちと盛り上がっていたら若干一名から「まだ続き書かないの?」と、催促が来てしまった。怖い。
延王botみたいになっている方が一人いて大変恐ろしゅうございます。
「己の限界を自分で決めるな。麒麟がお前を選んだ、それだけでお前はもう王だ。王たる素質を持っている」
「玉座を望め(書け)、それが出来るのはお前しかいない」
こんな催促です。
怖ッ!
だがしかし、笑える←


pixivにもマイピク限定であげていますが、あれから設定を変えてしまった、ので…!
またあげ直しますねー。
そもそも主上の書き方を出来うる限り似せようと頑張ったのがいけない。進まない進まない…。
ゴーイングマイウェーーイでいくことにしました。えぇ。
だから、あの、すいません。
設定だけお借りしたパロと言っていいのか謎なパロと化してきそうです。ウッ

で、書き直したやつが出来たら、マイピク解除しようと思います。
今7話くらいまであるんですが、全部没になると思うので没ったやつは没ったやつでまたここにあげますね、続かないけど。
いや本当にこのパロは迷うんですよ。
王×麒麟でもいいし、使令×麒麟でも、麒麟×王でも、なんでも美味しい!
最初は使令×麒麟←王でトリココマにしようと思ってたんですが(ココさん使令のトリコさん王さま)、色々辛くなってきたので設定変えました…。
没ったやつもいずれあげますね。続きないけど。
下手したら国滅びるつらい←

ああん、でもどれも書きたいー。
なんかそれだけでぽんぽん一話完結っぽい感じでそのシーンだけ書いてもいいですか。いいですよね。
あ、今書いてるのは続きものなのでちゃんと恋愛ココマっぽくします、よ!←

あとあと!
某方(Aさん)に「楽しみです!」と、言われて日記見られていた事実を知り、物凄く恥ずかしくなりました。
でも楽しみと言われて嬉しかったので「じゃあ頑張るのでココマ下さい」と言ったら(←!?)、本当に黒麒麟の小松くんが出てきて私びっくりしたんだで……。
なんという大盤振る舞いなの!?ねえ、Aさん。あの、原紙下さい←
ここに載せてもいいですか!ってお強請りしたら「やめてええええ!」と言われたのでしょんぼり(´・ω・`)可愛い小松きゅんなのに……
独り占めしておきますねウフフ!グフフ!
なんか「頑張ったらまたあげるから!」とか、目の前にニンジン垂らされたので頑張ります。
私、現金……いやニンジン?
でも頑張る。ニンジン勝ち取るぞウオォォ!


そんなわけで滾った余りに2話目の校正終わったので投下。

十二国記パロです。
※原作忠実パロではありません
※設定色々捏造中です。
苦手な方はご覧にならないようにして下さい。

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 ここは本当に不思議な所だった。人は母親の腹からではなく木の実のようなものに実るし、衣服も自分が知っているものとは違う。ひらひらとした、着物のようなものだった。
 彼はここで、この蓬山という山にしかない木に実る実から生まれた。そしていわゆる天変地異のようなものが起こったせいで、それ以来ずっと行方不明になってしまっていたらしい。
 それから10年の時が経った。その間、小さな子供はずっとここの人達に探されていたという。そこまで聞いて、すとんと何かが彼の中に落ちてきた。
――そうか。だから、ぼくはあそこに馴染めなかったのかもしれない。
 不意に気付いた。自分はあそこにいていい人間ではなかった。あの家の子ではなかった。だから祖母は自分に辛く当ったし、家族の対応もどこか冷たかったのだと、唐突に理解した。
 それはとても悲しい事実であり、現実だった。
 自分さえあの家に生まれなければ、きっとあの家は上手く回っていたのだろう。自分さえいなければ、誰もが羨む幸せな家庭が、出来ていたのだろう。
 そう思って、胸がきゅうっと苦しくなった。自分はやっぱり、いらない子だったんだと、そう理解して。
「泰麒、どうなされました」
「いえ、なんでもない、です」
 泰麒と呼ばれた小さな子供は、気分を紛らわせるためにこの世界に来てから教えて貰ったことを整理することにした。
 彼は麒麟と呼ばれる生き物で、人ではない。転変という行為をすれば、四肢のある獣になるのだという。この髪の毛は実は鬣で、転変した時に不格好にならないためにも、髪の毛は切らない方がいい。
 そして、麒麟の使命は王を選び、王に仕えること。麒麟である彼は、その王を選ぶ日がくるその時まで、この蓬山に住んで、自由に暮らして構わない。
 それからこの世界には十二の国があることも知った。その国の形は彼の知る国とは全く違う、異質なものであった。
 そして、それぞれの国には王がいて、その数だけ麒麟もいる。麒麟と王の名はその国氏を冠する名前がつく。国氏とは、国の名前と同音異句の漢字が宛がわれるものらしい。
 戴極国にいえば、国氏は「泰」となる。つまり、彼がいるべき国の名だ。戴極国の麒麟。故に、彼はこの世界で泰麒と呼ばれることになった。これが女になれば国氏の後ろには「麒」ではなく、「麟」がつく。つまり、彼がもしも女性として性を受けていたのなら、「泰麟」と呼ばれることになる。
 そして、彼の仕事はその泰王を選ぶこと。その後は国政について、王に仕え、支える役割をする仕事につく。と、そんなような話だった。
 口に出しながらメルクに確認すると、メルクが満足そうに頷いた。
 そこで、小さな子供は見た目にそぐわない、重々しい溜息を吐いて見せる。
 やっぱりここは、ぼくが知っている世界とあまりにも違っている。
 その確認は、それをまざまざとまた確認することにしかならなかった。
「……ぼくにできるかな」
「出来るとも。泰麒であれば」
 彼の不安に、優しい声が答えた。いつも離れずに泰麒の傍にいるメルクは、柔らかい笑みを浮かべてそこにいた。ここにいる女仙……いわゆる彼の身の回りの世話をしてくれている女性達に言わせれば、メルクの表情は乏しくてわかりにくいらしい。けれど、不思議と泰麒には彼女の表情がよくわかった。
「でもぼくは、転変の仕方もわからないし、妖魔の従え方のようなものも知りません」
 麒麟は妖魔を従わせることが出来る。それを折伏というらしい。本来ならば彼の年齢くらいになると既にそれは出来て当然のものらしいけれども、彼はそのやり方すら知らないままだった。
「……出来損ないだから、出来ないのかも」
 元の世界でもそれは一緒だった。
 そう、自分は、どこにいっても出来損ないだった。いつも人に迷惑を掛けては、怒られていた。
 それを思って、小さな子供は口を噛む。その辛そうな表情に、メルクの表情も心配そうなそれになった。
「……泰麒」
 心配そうな声に、彼ははたと顔をあげて、彼女が不安にならないようにはにかんで見せる。
「ごめんなさい、ちょっと外に出てきますね」
「それなら、」
「そんなに遠くにはいきません。ちょっと風にあたってくるだけですから」
 遠回しの拒絶を感じたメルクの手が、力なく床上に落ちた。傷つけてしまったのかもしれない。それでも、今の彼は自分で手いっぱいだった。部屋を出る間際に一言だけ謝って、彼は静かに部屋を後にする。
 柔らかい春の風は、小さな子供の深く沈んだ心を浮かびあがらせてはくれなかった。



折伏→しゃくぶく
と、読みます。

説明ばっかりですいません。。。
読んだことない人でも興味を持って貰えるようにと書くとどうしても説明ががが。
いやほんと面白いので、読んだことない方は原作読んでみて下さい。
アニメもあるんですけど、やっぱり原作のがいいかな~?

そして小松君の名前すら出てこなかった今回…。
ココさんはよ出てこーい!
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