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拍手ありがとうございますーっ!
励みです。
お好み牛玉丼を頼んでみたりしていたのですが、全部卵とか鰹節とかがついていなくってですね、卵は衛生上観点からなのかなとか色々考えていたらただのつけ忘れだったみたいです。
私4回くらいついてなかったよ!w
あれは卵の黄身乗せた方が美味しかったです(当然です
あ、それとどんぶり当たりました。嬉しい!
さて、続きから某方とお話で盛り上がった淫魔ネタです
励みです。
お好み牛玉丼を頼んでみたりしていたのですが、全部卵とか鰹節とかがついていなくってですね、卵は衛生上観点からなのかなとか色々考えていたらただのつけ忘れだったみたいです。
私4回くらいついてなかったよ!w
あれは卵の黄身乗せた方が美味しかったです(当然です
あ、それとどんぶり当たりました。嬉しい!
さて、続きから某方とお話で盛り上がった淫魔ネタです
「大丈夫ですか?」
ことんと首を傾げた目の前の男から立ち上る香りに、ごくりと生唾を飲んだ。こんなことは初めてのことだ。
「あぁ……いや、少し、気分が悪くて……」
僕の口はしれっと嘘を吐く。オートファジーすれすれの状態で活動していた僕からすれば、その誘いに抗うことなんて出来やしなかった。
淫魔、インキュバス、夢魔。人間は僕らのことを総じて、そう呼ぶ。セックスをして悪魔の子を孕ませることが目的だと思っている人間が大多数のようだが、実際には生気を貰うだけだ。手っ取り早いのがセックスだったというのは認める。
淫魔によっては相手を死に至らしめる場合もある。だけど、そんな奴らは自身をコントロール出来ない愚かな奴らのみ。だから、少数の話だ。
と、僕は今の今まで思っていたが、今になってはどうだかわからない。この、抗い難い衝動があるということを、僕は今まで知らなかったから。
知らず乾いた唇を僕は舐めていた。普段は感じない渇きを言うものを、ここまで鮮明に、強烈に感じたことは未だかつてなかったことだ。
「大丈夫ですか?! 本当に顔色が良くないです。救急車を……」
「必要ない。そこまでではないから」
見た所、学生なのだろうか。幼い顔立ちに不安気な色を浮かべて、彼は僕に近付いてきた。
「ご飯を食べたら、すぐによくなる」
「お腹、空いてるんですか?」
「かれこれ一週間近く何も食べてないんだ」
えええ!? と、彼は信じられないというような声をあげた。どうやら随分とお人好しのようだ。彼は数瞬、迷うような素振りを見せた。
「いいんだ、平気だから。放っておいて」
ダメ押しとばかりにそう言えば、彼の小さな手ががっしと僕を掴む。思わずその熱に、力に、びくりと体が震える。触れただけでも、ぞくぞくとしたものが背筋を駆け抜けた。
「……ぼ! 僕の家、ここから近いので! ご飯くらいなら!」
「そんな、見ず知らずの人にそんなことをさせるわけにはいかない」
「いいですから!」
ぐいっと、彼は僕の腕を引っ張る。僕はあえて、一度足を踏ん張った。釣りと同じ原理だ。
試しに餌に噛み付いた魚から、あえて餌を引っ張って取り上げる素振りを見せる。そうすれば魚は焦って、思いっきり餌に食いつくのだ。そこに針が隠されているなんてことを、疑うこともしないまま。
「悪いよ。それに、こんな見ず知らずの、得体の知れない奴を家にあげてもいいわけ?」
「家主は僕です! だから大丈夫です!」
言いながら、その小柄な男はぐいぐいと引っ張る。むきになっているようなその姿に、魚が針を飲み込んだと確信した僕は、彼の影に隠れてくすりと笑った。
<HR>
「ぅ、ぁあ!」
弱々しい声が部屋に響く。ベッドの上で、僅かに日に焼けた体が魚のようにびくんと跳ねた。
口の中に放たれたそれをじゅるじゅると音を立てて飲みながら、僕は極上の餌を貪る。小さな手が、くしゃりと僕の髪を縋るように掴んだ。
「も、やらぁ、とってぇ……!」
腕の中の男がむずがるように体を揺する。その後孔から、とぷんととろりとした液体が零れ落ちていった。そのいやらしい光景に、僕はぺろりとまた舌なめずりした。
「まだ、ダーメ」
僕はにやりと笑って、口の中で精製したそれをころりと口の中で転がした。彼の顎を取り、僕は彼の口の中へ唾液と一緒に、その精製した丸い飴玉を転がす。
「ふむ、ぅ!?」
男の体温によって、飴玉はとろとろと溶けていく。次第に柔らかいゼリーのようなものになる筈だ。
「飴玉ゼリー。僕の体液で精製した飴玉だよ、美味しいだろう?」
彼の目が段々とろんとしたものへと変わっていく。人間にとって、僕らの体液は甘くて美味しいらしい。そういう風に進化したのか、人間が僕らに適応したのか、それは知らない。
「口、開けて?」
飴玉を味わっていた彼にお願いすると、彼は小さな口を開いて見せてくれる。それは既にゼリーのように、口の中でぷるぷるとしていた。
「ふぁ……」
とろんとした瞳と、熱くて狭そうなその口の中に、ぞくぞくとしたものが背筋を走る。僕は気持ちを抑えるように息を吐き出すと、ゆっくりと下肢を寛げた。
僅かな衣擦れの音と共にそこを寛げれば、触れずとも天高く聳え立つそれ。
「ふぁ、あ!」
「……ん?」
ぷるぷると震えるその姿に、違和感を覚えて僕は彼を見下ろした。彼は僕のモノを見つめて、酷く物欲しそうな顔をしている。僕は口端をぺろりと舐めると、彼の顔を上向かせた。
「これが欲しいかい?」
「……っ」
ぐっと息を呑む彼の姿に、嗜虐心がくすぐられる。どこか夢でも見ているような表情で僕を見上げてくる彼の表情に、酷く興奮した。
「……舐めて」
命令口調にしたつもりはなかったが、結果的にそんなような感じになってしまった。彼は一度びくんと体を揺らすと、おずおずと僕のものに触れる。
戸惑うように舌でそれに触れた彼は、まるで火傷でもしたかのように一度びくりと体を竦ませると、すぐに僕の視線に促されてそこに小さく口付けた。
「うん、その調子」
僕が頭を撫でてぐっと押しつければ、彼の顔が僕の股間に沈んだ。子供だと思っていたけれど、本人と少し話をした感じでは、どうやら彼は成人しているらしい。
あぁ、そういえば名前を聞きそびれてしまったな。と、口いっぱいに僕を頬張る彼の頭を撫でた。
「ふ、ぐぅ……ッ」
「無理しないでいいよ。無理な所は手でやってみて」
思った通り、彼の咥内は狭く、温かい。そして飴ゼリーのお陰か、ぬるりとそれは僕に絡み付く。
「……ッ、思ったより、凄いな」
知らず腰が動く。何もかもをその顔に、口に、全身に掛けてしまいたい衝動に駆られながらも、それでも僕は彼の口腔を犯す。
くちくちとした音と、苦しそうな彼の声が部屋に響いた。
「は、ふ……ンンッ、ん!」
ぽたりと彼の顎から唾液なのか、それとも僕の体液なのか、どちらのものとも取れない体液が零れ落ちていく。それを視界の端に捕えた僕は、男の顔からそっと自身のそれを引き抜いた。
「そういえば、言い忘れていたけど」
くてんとベッドに沈み込んだ小さな体に圧し掛かりながら、僕は口端を持ち上げる。焦点の合わない瞳が、ぼんやりと僕を見上げていた。
「……僕らの体液は、君らにとってとても有害のようなんだ」
摂取すれば強力な媚薬みたいな効果をもたらすらしいんだけど、効果はないかな?
僕が問い掛ければ、小さな男の目の奥に、どことなく怯えたような、期待しているような、そんな色が灯った。僕はその目の色に、ぞくぞくとまた背筋を震わせる。
「ァ、あ……ッ」
上からも下からも僕の体液で出来た甘い甘い、お菓子のような毒。
それは体を蝕み、精神を虜にし、僕に魅了させる効果をもたらすと言う。彼の小さな手が、ぎゅうと自身の体を抱き締めるのを見下ろして、僕はそっとその体に口付けた。
「辛いだろう? 元凶は僕だし、責任は取るよ?」
何をいまさら。僕は自身を鼻で笑う。ここまで仕掛けたのは自分のくせに、今更彼に選択させようとするのは他ならない僕の弱さだろう。
「……っ、なんで、そんな悲しそうな、顔を?」
そして、そんな僕の問いに彼の口から飛び出したのは助けを求める声でも、罵倒するものでもなかった。
彼は目を見開いた僕に向かって弱々しく笑うと、静かに手を伸ばしてくる。
「つらいのは、なきたいのは、ぼく、ですよ?」
確かにそれはそうだ。
ぐっと黙りこんだ僕に、彼はその細い腕で、僕の頭を抱え込んだ。
「罪悪感を感じているのなら、その……たすけて、ください」
「……ッ」
その言葉の意味を、この男は理解しているのか。
そう思ってその目を覗き込めば、柔らかい視線がそこにある。こんなことをされているのに、穢されることのない色がそこにあって、不覚にもどきりと心臓が跳ね上がった。
「……君は不思議な人間だね」
淫魔に助けを求めるなんて。
僕が感慨深げにそう言えば、彼も小さく笑って、僕に応える。
「それを言うのなら、あなたは不思議な淫魔じゃないんですか?」
その容姿なら、餌にも困らないだろうし、わざわざ僕を選ぶこともなかったでしょうに。
からかうような色を帯びたその声音に苦笑を浮かべ、僕は彼の足の間に体を割り込ませた。
「……名前」
「……っ?」
緊張したように体を強張らせた彼の緊張を解すという意味合いもこめて、僕は呟いた。首を傾げた彼に見つめられると、なんだか胸の奥がむずむずした。
「名前、教えて」
「……小松、です」
こまつくん。
呟くと、こくんと彼が頷いた。再び口にすれば、それは驚くほど僕の口によく馴染むような気がした。
「……僕はココ。爪、ここに立てていいからね」
「ココ、さん?」
うん。と、頷いてやれば、小松君は少しだけ嬉しそうな顔をする。そんな小松君を確認してから、僕はゆっくりと腰を押し進めた。
あとはただ、獣のように没頭するだけ。
「わー!! 遅刻する!」
どたばたと走り回る彼の声を聞きながら、僕はむくりと体を起こした。毎朝のことだ。
なんだか随分と懐かしい夢を見ていたようだ。
見慣れた部屋を見渡し、僕は寝室の扉を開けて居間へと向かう。そこでは小松君が慌ただしげに仕事へと行く準備に追われていた。
僕の朝ご飯と昼ご飯と、それからペットのペンギンの分のご飯。僕は正直小松君の精液さえ飲めればそれでいいのだけど、小松君はそれでも聞いてくれなかった。
それをしっかりと確認した小松君は、玄関まで向かうとくるりと振り返ってにっこりと笑った。
「ココさんっ! じゃあ僕、そろそろ行ってきますねっ」
「ん。いってらっしゃい。あ、ちょっとまって」
上半身には何も身につけないまま、僕は目を擦りながら小松君を見送る。扉を開けて出ていこうとする小松君の腕を引き僕は何事かと目を白黒とさせる小松君の唇に唇を重ねた。
「お腹が空いたよ、小松君」
「ご、ご飯、置いてありますから!」
「きみがたべたい」
最上級のご馳走。あの時のかぐわしく、僕を誘う香りは未だ健在だ。
首筋と言わず、全身を舐めて、なぶって、味わい尽くしたい。
知らず瞳が興奮で紅く染まる。その目を見た小松君が、ぞくりと体を震わせた。
「……っ! いまはだめ、ですっ!」
「もう限界なんだけど。飢え過ぎて死にそう。飲ませて?」
小松君の頬がぼっと紅く染まる。わざと小松君が恥ずかしがって、感じるような言葉で言ったのだから当然だ。にやりと笑った僕の頬を、小松君の指先が抓った。
「もう! またからかって! ココさんなんか知りませんっ!」
ぷいとそっぽを向いて、小松君は玄関の扉に手を掛ける。
扉から出る間際、耳と言わず首筋まで紅く染め上げた小松君はね僕を振り返るとむっとしたように言い放った。
「帰ってきたら、お好きなように!」
「……っ!」
その言葉と同時に、ばたんと扉が閉まった。
ばたばたと階段を駆け下りていく音を聞きながら、僕はやっと硬直状態を抜け出し、ぷはっと噴き出した。
「ふふ、じゃあ、お言葉に甘えて」
僕は鍵を掛けると、うきうきと洗濯物を洗うべく家の中を歩き回った。
今日の夜のために、今日はシーツも洗っておこう。どうせすぐ洗うことにはなるかもしれないけど。
僕はシーツを回収するとそれを洗濯機に放り込んだ。スイッチを押して数秒、すぐに洗濯は開始される。
今日の晩御飯精のつくものにしようと一人決めながら、僕は今晩のことを思ってぺろりと舌舐めずりをした。
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