×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【体育DEココマ②】
「や、やだココさんっ! ちょ、待って下さい、何するんですか! キスだけじゃ……っ!?」
小松君が抵抗する。当然だろう、こんなことになってしまえば。
「ごめん、ね?」
わかってはいるのだけど、自身の中に燻る感情を抑えることが出来ない。小松君の体操着の中に手を差し入れて、その首に唇を寄せれば、ちょっと汚れているマットの上で小松君の体が跳ねた。
「謝るくらいなら止めて下さいよおっ!」
殆ど泣き声にも近い声が僕の耳をくすぐる。そんな君の姿に余計に興奮してしまう自分に、僕は心底呆れた。自身がここまで品のない存在だったとは、知りたくもない現実だった。
「無理な相談、だね」
「そんな……っ、うひゃぁあ?!」
小松君のジャージを脱がせて、その下にある白い体操着を一気に首元まで捲り上げた。少し日に焼けた肌が露わになって、ぞくぞくと僕の背筋を快楽のような何かが重く腰に溜まった。
「こ、ココさぁ……っ、」
小松君の声には答えず、僕は胸へと口付ける。ぴくんと震えた小松君の感度にちょっと感心しながら、僕はそこでふるふると勃ち上がっている乳頭を舌で転がす。
「……っ、ん、ん」
気持ちいいのか、それとも気持ち悪いのか。小松君はぎゅっと目を瞑って、顔を真っ赤にして首を振っていた。
かわいい。
僕は小松君の表情を見ながら、反応の良い箇所をどんどんと責めたてていく。
首に、脇に、胸に愛しむように口付けて、慈しむように撫でて、小松君を快楽の渦の中へと引き摺りこむ。とろりと蕩けたような小松君の目から、ぽろりと涙が溢れるのが見えた。
「ふにゃ、ぁ、あっ」
小松君の足がもじもじと動いた。僕は嬲っていた胸から唇を離すと、そっと小松君の膝頭に手を掛ける。
「ひっ?! やぁ、あ、だめ、だめっ!」
「どうして?」
「わ、にゃぁああっ!」
小松君は嫌がるように首を振る。構うことなく足を割り開かせた。その中心は、ジャージのズボンの中で痛い程に主張をしているようだ。
「気持ち良かったんだね」
「ふ、ふえぇっ」
小松君は顔を真っ赤に染め上げて、掌で顔を覆ってしまう。僕は顔を隠してしまった小松君の手の甲に宥めるように口付けながら、その体を労わるように撫でてやる。
強張っていた体から力が抜けて、指の隙間から小松君の目が僕を見上げてきた。
「恥ずかしがらなくて良いよ。凄く可愛い」
「ココさん……目、おかしいんじゃ、ない、ですか?!」
ちょっと怒ったような小松君の声。僕を引き剥がそうと伸ばされた手を絡め取って、その指先に口付けた。ぴくん、と小松君が震えて、荒い吐息をその唇から吐き出す。
「そうかもね。僕はもうとっくに、君にイカれてるし」
「は?! 何、言って……」
ぼっと火が出るんじゃないかという勢いで、小松君の顔が耳から首まで紅く染まった。僕は目を見開いて僕を見上げてくる小松君の唇に、ゆっくりと唇を重ねる。
「ふ、ぅんんっ」
ちゅぷ、と水音を立てながら舌を絡め、その小さな舌を吸う。柔く噛めば小松君の手が、僕のジャージを縋るように掴んだ。僕は目を眇めて、小松君の姿を脳裏に焼き付けるように見つめた。
きっと、この行為が終わったら、小松君は二度と僕には逢ってくれなくなるだろうから。
「ぷぁ、あ!?」
唇を離し、僕は小松君の体を舌で辿っていく。首から胸へ、胸から腹へ、腹からその下へと向かえば、小松君は驚いたように僕の髪の毛をくしゃりと掴んだ。
引き留めようとしているのか押し付けようとしているのかよくわからないその行為に口端をあげながら、僕は小松君のズボンを下着ごと脱がす。
「うひっ?! や、そこは……っ!」
「このままだと君も辛いでしょ?」
脱がせたものを背後に放り投げ、僕はぷるんと出てきたそこを見つめる。その先端はひくひくと動き、とぷりと先走りが溢れていた。
「やだ、ココさ、やだぁ……あッ」
僕は撫でるように小松君のそこに触れると、躊躇うことなくそこを呑みこんだ。小松君の悲鳴にも似た声が、小さな個室と化した体育準備室の中に響く。
校舎から少し離れた場所にあるここでは、小松君がどんなに泣き叫ぼうが、助けを呼ぼうが、人がくることはないだろう。
ちゅく、とそこを吸い上げて、下で裏筋をなぞりあげる。頭を挟み込むように動いた腿の柔らかい感触も堪能しながら、僕は小松君が滲み出す密の味を啜った。
「ひ、ぁ、ああ! や、ぁあんっ」
小松君の足がびくびくと震えた。もう限界が近いのだろう。僕は容赦なく、そこを吸い上げて唇で扱き、先端の穴にねじ込むように尖らせた舌で刺激する。際どい部分を掌で撫でれば、小松君の背筋が仰け反り、甲高い嬌声が上がった。それと同時に口の中に何度かに分けて放出されたそれを、飲み下す。
「ひ、ひぅ、う……」
ぐったりとした体を横たえる小松君に、ぞくぞくとした感覚が僕の体の中を這う。乾いた唇を舌で濡らし、僕は小松君の体をうつ伏せにさせて、お尻だけを高くあげさせる格好にした。
「ふぁ?! や、やら、ココさ……」
「最後までは、しないから」
僕はジャージを脱ぐと、小松君の下肢の下に敷く。え? と、小松君が振り向く気配がしたけれど、僕は気にせず自身のそれをズボンの中から取り出し、小松君のお尻に擦り付けた。
「ふわ、ぁ?!」
驚いたような小松君の体がびくびくと震える。尻たぶを両手の親指で割開きながら、僕は荒い息を漏らした。
「こ、ココ、さ……っ、」
涙目の小松君が振り返る。僕はゆっくりとした動作で小松君の背中に圧し掛かると、その濡れた唇に口付けた。
「ふむ、んんっ、ん、んんっ?!」
ちゅく、と音を立てながら、僕は小松君の太股の間に自分の欲望を突き立てる。僕の熱に、小松君が驚いたようにまた体を震わせた。
疑似的なセックスだけれど、それでも気持ちが良い。すべすべとした太股に包まれて、小松君の僕よりも大分小さなその性器を擦り上げる。
擦られるそれに、小松君がついに根を上げたように僕の唇から自分の唇を引き剥がした。
「僕とキスするのは、いや?」
「ふ、ぁ、ああっ!」
嫌に決まってる。
当然のことなのに、聞かずにはいられなかった。答えは一つしかないのに、馬鹿な問いを投げ掛けたものだと僕は小松君に自分の欲望を擦りつけながら、口端を歪める。
「ど、しよ、ココさ……っ」
「……うん?」
腰を動かすのは止めないまま、僕は微かに聞こえてきた小松君の声に首を傾げる。動くのをやめれば、小松君からはきっと罵声が出るだろう。それだけのことを自分は今、小松君にしている。
「いやじゃ、ない、んで、す……っ」
その言葉に、僕はぴたりと動きを止めた。目を見開いて小松君を見下ろせば、涙を浮かべた小松君がどこか困惑したような表情で僕を見上げている。
「……なに?」
嫌じゃない?
僕は目を見開いて、小松君を見つめた。じっと見つめていると、小松君は顔と言わず全身を真っ赤に染め上げながら、マットに顔を埋めてしまった。
「……小松君」
ぎゅうとマットにしがみついている手に手を重ねる。その頭に口付けて、僕はそこに甘えるように額を擦り付けた。小松君の汗の匂いがした。
「好き、好きだった。ずっと、前から」
「……っ、ココさ、」
「こんな強姦までしといて、君に言うことではないけど」
僕は万感の想いをその言葉に乗せる。小松君の手が、僕の手から逃れた。そのままその手は、僕の手を掴む。
「……本当、ですよ」
「ごめんね」
さっきから僕はずっと君に謝り通しだった。思えば君には格好悪い所ばかり見られているなと、僕は微かに自嘲的な笑みを浮かべた。
「もっと優しく、してください」
「……小松君、」
「多分、僕も……」
そこで小松君の言葉は途切れた。僕がじっと黙って待っていると、小松君はちらりと僕を振り返る。ばちりと目があって、小松君は躊躇うように視線を一度伏せた後、僕をしっかりと見据えて、その言葉を口にした。
「……僕も、ココさんのことが、好き、だと、思い、ます」
たぶん。
色々と不安要素は多々見受けられる答えではあったけれど、それでも今の僕にはその言葉が救いのようだった。それと同時に、胸に沸き起こる喜び。
「小松君っ!」
「うにゃぁ!?」
ぎゅうと抱き締めると、小松君が驚いたように声をあげた。それでもすぐにその瞳は柔らかいものへと蕩けていく。その眼差しに、その言葉が決して彼の優しい嘘ではないのを実感した。
彼の名前を呼びながら、僕は至る所に口付けていく。首裏に口付ければ、小松君がぴくんと仰け反った。
「……可愛い」
「それは病院にいったほうが、いい、です」
「人それぞれだろ、可愛いなんて」
僕は君が可愛くてしょうがないんだ。
そう言うと、小松君は唇を一文字にして視線を伏せる。その体の熱があがったような気がしたのは、多分、気のせいじゃない。
「も、恥ずかしいですっ!」
「恥ずかしがる君も可愛いよ?」
「だ、だからーっ!」
僕はくすくすと笑う。愛しくて堪らないとばかりに小松君を見つめると、抗議の声をあげようとした小松君は唇を開き掛けて、すぐに口を閉じてしまった。
「……ね、動いていいかな」
「もう、とっととして下さいよ……」
「色気がないね」
こんな所でこんなことするココさんが悪いんです。
そう言う小松君に、それは違いないと僕は苦笑を浮かべる。まるで赦しを請うように小松君の背中に口付けていきながら、僕は再び動きを再開する。
「ふぁ、あ、あ!」
小松君の声もすぐに色を帯び、ぷるりとしたそこからねっとりとした体液が零れ落ちた。
「や、ぁ! 汚しちゃ……ッ、」
「大丈夫、僕のジャージを敷いてある、から……ッ、」
いっぱい君ので、汚して?
耳元で囁いて、その耳を舌で嬲る。
「ひ、ぃ?! ぁ、あ、ああっ!」
一際強く、僕は自身を小松君のそこに擦り付けた。ぴくんと仰け反った小松君から、甘い悲鳴が飛び出す。それと同時に、ぼたぼたと小松君から吐き出された白いそれが僕のジャージに降り注いでいた。僕も一拍遅れて、小松君と一緒にそれを吐き出す。
「……っ、く」
「にゃ、あ、ぁあ、ごめ、ごめんなさっ!」
小松君は吐き出してしまったそれを見て、慌てたように身を捩った。今更どうしようもないし、これは僕がしたことなのだから気にしなくていいというのに、小松君は涙目で僕に謝罪の言葉を口にする。
「気にしなくていいよ」
「で、でも……っ、」
「それ以上あんまり可愛いこと言わないで。もっとシたくなるだろ?」
いいの? と、言うと、小松君はぷるぷると首を振って口を噤んだ。僕は笑って小松君を抱き起こし、持ってきていたハンカチをポケットから取り出すと、その体についてしまった白濁とした液体を拭う。
「……っ、じ、自分で!」
「僕のせいだもの、僕にやらせて?」
にこりと笑い掛けると、小松君はどこか不服そうに唇を尖らせてそっぽを向く。それを了承と受け取った僕は小松君の体を拭って、衣服も元の通りに着せてやった。そのままぎゅうと抱き締めて、僕は小松君の額に唇を寄せた。
「好きだよ、小松君」
「……ぼく、も、ですよ」
たどたどしくて、小さい声だったけれど、しっかりと僕には聞こえる声で小松君はそう答えた。
「続きはまた今度、僕の家のベッドで、ね?」
「……っ!しりませんっ!///」
とかいう後々のココマ。
PR
この記事にコメントする