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いや、使えはするんですけど、クリックしたらダブルクリックになるとか、ドラッグしようとしたらクリックになるとか、そんなほんのちょっとした動作の違いで。

何気ないことなんですけど、物凄くいらいらします(゚Д゚)

変えのマウスはあったかしらと探してみるものの、捨てたらしくって見つからない…トホホ
何をするにも不便過ぎて、なかなか小説も書けません。
仕方がないので、明日買ってきたいんですが明日は生憎ピアノががが(´・ω・`)
オフィス21とかいうパソコン用品店が会社の近くにあるんですけど、高いんですよね…
きっと同じ値段出したら秋葉辺りでもっといいものが買えるような気も。。。
水曜日は知り合いと食事だし…うーん。二日我慢するべきなのか、しかし二日間のストレスに耐えられるのか。
でもここ数日我慢したんだから、多少増えても変わらないかな。
うん、我慢することにします(`・ω・´)
流石に5年以上使い続けたマウスなので、愛着はあったんですけどねえ。
やはり消耗品みたいです(苦笑)
キーボードはまだ快調なのになあ。この前掃除した時に水でも中に入ったのかしら…ガックリ。
おまけにブログ使って小説書こうとしたら、マウスでクリックしたら何故か戻るが押されました。

なんでーヽ(`Д´)ノウワァァァン
物凄く長く書いたのでショックです…うう・・・今度からメモ帳に書くことにします。
なにこれおそろしい・・・。



そんなわけで、続きに唯一残っていたFF7小説を置いておきます。
FF7本編沿い小説です。
ただし、色々と注意書きがあるのでご注意を。
ザックスとクラウドが逃げ延びていたら…の、延長から始まります。
原作を著しく捻じ曲げると思うので、苦手な方は見ないようにお願いします(´・ω・`)
 

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FF7小説 読むにあたっての注意書き
ザックスとクラウドが、ニブル屋敷以降、神羅の手から上手く逃れたことを前提とした本編沿い小説
なので、ザックスは生きています。
ちなみに二人はまだ出来ていません。
管理人の本編の進み具合で進めていけたらいいかなあと思いつつ。
言わずもがな、ザックラです。
 

上記の注意書きに不快感を感じた方はすぐに逃げて下さい。
以上! OKの方のみスクロールプリーズ!











辺りが暗くなり、家々の灯りが煌々と灯り出した。
スラムの、比較的治安が安定している場所にその家はあった。
家の看板には「なんでも屋」と、不器用な文字で書かれている。
二階建の一軒家の中では、男が二人、静かにキッチンのカウンター越しに話しをしていた。
一人はキッチンで洗いものをしながら、もう一人はカウンターの前にあるテーブルに広げたノートに何かを書き込みながら。

「……ライフストリームが、星の命…ねえ」

男は何かを思案するように、手際良く皿を洗いながら呟いた。
夜空色の髪と、青空をまるでそこに映したかのような色合いの瞳、精悍な顔にはバツ印の傷がある。
そして、逞しい体に見え隠れする、いくつかの傷がついた男。
快活そうな顔には、日焼けした肌がよく似合っていた。

「どうか、したのか?」

もう一人が首を傾げ、男の呟きに問いかけた。
金髪の、こちらも不思議な色合いを秘めた空色の瞳と、白い肌を持つ中世的な顔立ちの、そうと言われなければ性別などわからないであろう青年だった。
事務所兼自宅として使っている家の二階で、彼らは静かに会話を続ける。
部屋は質素なもので、簡易ソファに机が一つ。寝室だと思われる隣の部屋には、これまた体躯の良い男には狭そうなシングルベッドが二つ並べて置いてあった。
自炊はするらしく、キッチンの方のが生活感があるくらいの、質素な部屋。
その部屋の一角には誰が活けたのか、可愛らしい花が置いてある。
唯一の装飾品と言えるものだった。
その傍らには、大きなバスターソードと、それよりも少しだけ小さめの大剣が仲良く並べられている。
どちらも常人には到底、持ち運ぶだけでも苦労しそうなものだった。

「いや、今までそんなこと考えたこともなかったからさ。誰かに軽く聞いたことはあったかもしれないけど…随分と昔のことだから、な。今まで資源としてしか考えてなかったせいか、あんま実感湧かねえっつーか」
「…ふうん」

さも興味がなさそうに、金髪の青年はノートに書き込みを続けていく。
やがて、ぱたんと閉じると彼は小さく溜息をついた。

「俺も気乗りする仕事じゃないし、あんたも嫌かもしれないけど、形振りは構ってられそうもない。ここら辺でもそれなりに名前は知れ渡ってきてるみたいだけど、やっぱりまだ生活費を稼ぐだけで精一杯だ。今回のミッションの報酬は特に高額だし…」

どうやら家計簿だったらしいそれを見て、金髪の男はまた溜息を吐いた。

「こら、クラウド。あんまり溜息吐いてると、幸せが逃げるぞ? それに別に嫌だってわけじゃねえんだ」

黒髪を掻いて、男は言い難そうに口籠った。
それを見つめたクラウドと呼ばれた金髪の青年が、訳が分からないと眉間に皺を寄せる。

「……嫌じゃない、けど?」
「あー」

未だもごもごと何かを渋る風な男に、クラウドが痺れを切らした。

「ザックス!!」
「お前一人だけってのが気に食わない!」

咎めるようなクラウドの声に重なるように、ザックスと呼ばれた黒髪の青年も負けじと叫ぶように言った。
きょとんと瞳を見開いて、クラウドがザックスを凝視する。
バツが悪そうに視線を逸らすその仕草に、クラウドは苦笑を浮かべた。

「仕方ないだろ。人手が足りないらしいから、きっとあんたも人員として数えられてただろうけど…」
「わかってる。俺は神羅に顔を知られ過ぎてる、だろ?」
「そうだ、数カ月経ったとはいえ、まだ数カ月なんだ。また追われたりしたら…」

ザックスはキッチンから出てくると、暗い顔をして俯いてしまったクラウドの前に珈琲を置いた。
その珈琲を見たクラウドが顔をあげると、ザックスは柔らかく笑ってクラウドの頭を撫でた。
ツンツンとした見た目にそぐわず、その毛質は柔らかい。

「わかってるよ。だから俺は、ここでお前の帰りを待ってる。お前は今は強いから平気だろうけど、あんまり無茶はしないでくれよ? 大事な俺の、相棒なんだからさ」
「あぁ、わかってる」
「しっかし過激だよなあ、魔晄炉爆破なんて。それに、ティファ…だっけ?」

クラウドの目の前の席に移動をして、ザックスは自分の分の珈琲に口をつけた。
あぁ。と、呟いてクラウドも同じように、カップに口をつける。

「……あの子、美人になったなあ」
「そう、だね」

クラウドの瞳が揺らいだ。
ザックスはそれに気付かないフリをして、ニカッと笑って見せる。

「初恋の人、なんだろ? 告白とか、しねえの?」
「なんでそういう話になるんだ? しないよ、もう昔の話だ」
「……ふーん、そっか」
「あんたこそ、エアリスとはどうなんだ?」

花が活けられた花瓶に視線をやり、クラウドは今度はザックスに問いかけた。

「んー? お前も知ってるだろ、俺たちはそんな仲じゃねえっての」
「お似合い……だと、思う、けどな」
「そうかあ? エアリス、最近じゃお前のことばっかりだぜ。何かといっちゃ、クラウドはクラウドは~ってさ」

声真似をしておどけて見せたザックスを見て、クラウドは何かを思い悩むように一度口を噤んだ。
ザックスがどうしたものかと考えあぐねていると、クラウドが唇を僅かに開く。

「俺、邪魔?」
「なんでそうなんだよ? だから言ったろ、俺とあいつはそんな仲じゃないって」
「…ふうん」

ぎこちない空気が流れた。
部屋に充満する珈琲の香りは、この空気を払拭してはくれなかった。
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