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拍手ありがとうございます!
リクエストも嬉しいです。ありがとうございます。
昨日まで頂いた分については、反映しておきました。
十二国記も頑張りたい。
もうこれ本にしてもいいくらいの長さになってる気がするー!ww
頑張れ私!
あとカフェコマも書きたいんだー!
書きたいのいっぱいあって手が回らないよ!w
さて、なんかサイトの小説をずらーっと見ていたら、一年くらい前に書いた書き掛け小説を発掘しました。
死ネタです。おまけに終わってません。
苦手な方はご注意をば。
今日終われば明日アップ出来るかな?
大丈夫な方は続きよりどぞー。
【最後のレシピ】
リクエストも嬉しいです。ありがとうございます。
昨日まで頂いた分については、反映しておきました。
十二国記も頑張りたい。
もうこれ本にしてもいいくらいの長さになってる気がするー!ww
頑張れ私!
あとカフェコマも書きたいんだー!
書きたいのいっぱいあって手が回らないよ!w
さて、なんかサイトの小説をずらーっと見ていたら、一年くらい前に書いた書き掛け小説を発掘しました。
死ネタです。おまけに終わってません。
苦手な方はご注意をば。
今日終われば明日アップ出来るかな?
大丈夫な方は続きよりどぞー。
【最後のレシピ】
君がこの家で使っていた果物ナイフが机の上にぽつんとあった。
見渡せば君の名残がまだこの部屋に残っている。君の歯ブラシや置き忘れていった料理の本。君の書いた僕のための料理のレシピ。
部屋にはいつの間にか増えた君の物がいっぱいで、僕は泣きそうになる。時は無情にも過ぎて、君がいなくなってから数ヶ月が経った。
世界は相変わらず回り続ける。
僕は机の上に置いてあったレシピをぱらぱらと捲った。君の文字がびっしりと詰まっているレシピは、僕が一人でも君の味を再現できるように、細かく書かれている。確かに、このレシピを使った料理は凄く美味しい。
だけどね、君の作ってくれたものでなきゃ意味がないんだと、そう気づかされるだけだったんだ。
僕は心の中で呟いて、そっとレシピに書かれた君の文字をなぞる。
目の前で笑う君がいないだけで、こんなにも味気ない。一人で食べる食事が、君のいない生活が、こんなにも味気ないなんて。
君が残したものは、ただただ僕に、それを実感させるだけだった。
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