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今日の更新は日記ログ纏めと、新作ですー。よければ。ココマって本当に奇跡よな…
あの二人が手を繋いでいるだけで奇跡ですよ。寧ろ触れ合っているのが、見つめ合っているのが奇跡ですよ!(壁ダンッ!
それから日記ログについては 日記にあげていたものを修正してあげてありますー。
良ければまた見てやって下さい。
続きはリーマンパロです。某方のイラストに萌えたので。
昨日まであげていたリーマンパロとはまたちょっと違う設定です。
ココさん上司、小松君が部下兼恋人。
そんな関係。
あの二人が手を繋いでいるだけで奇跡ですよ。寧ろ触れ合っているのが、見つめ合っているのが奇跡ですよ!(壁ダンッ!
それから日記ログについては 日記にあげていたものを修正してあげてありますー。
良ければまた見てやって下さい。
続きはリーマンパロです。某方のイラストに萌えたので。
昨日まであげていたリーマンパロとはまたちょっと違う設定です。
ココさん上司、小松君が部下兼恋人。
そんな関係。
「わー、しまった、もうこんな時間」
食材の卸売をしている業者に努めている僕は、次の食材についての情報を集めている内にいつの間にか課から人がいなくなってしまっていたことに気付いた。
多分何人かが声を掛けてはくれたのかもしれないけど、食材に夢中になり過ぎていた僕は多分、生返事で返してしまっていたのだろう。
「うにゃあああ!?」
「小松君、おつかれさま」
フロアに一人しかいないと思っていたのに、首筋に冷たい感触が当てられて僕は思わず叫んでしまっていた。ふと見て見れば、眉間に皺を寄せたココさんが苦笑を浮かべながらそこにいて、僕はそんなココさんに「すみません」と謝った。よくよく考えればココさんが悪いような気もするんだけど。
ココさんは缶コーヒーと、ココアを持っていた。首筋に当てられたひやりとした感触は、どうやらそれらしい。
「びっくりさせちゃったかな。お詫びにこれをどうぞ。疲れた時には甘いもの、でしょ?」
「やったー! ありがとうございますっ!」
僕は諸手をあげて喜び、ココさんの手からココアを受け取った。プルタブを開ければ、ぷしっとした音と共に、ココアの甘い香りが鼻をくすぐる。一口含めば、疲れた体に沁み入るようにココアの甘さが沁み込んでいくようだった。
「ふあぁ、美味しいですぅ」
「そ? それならよかった」
ココさんは言って、自身は缶コーヒーに口をつけた。僕はじっとココさんを見上げて、ふふ、と小さく笑みを零した。
「急に笑って、どうかした?」
「こんな時間まで待っててくれたんですか?」
「勿論。君は僕の大切な部下であり恋人なんだから」
ココさんはそう言うと、僕の机の上に缶を置いた。僕がそこに目をやる暇もなく、ココさんの手が僕の頤を掴み、上向かせる。
「ココさん?」
「仕事、終わったんだろ? ここからは恋人の時間にしよう?」
ココさんの言葉に、どくりと心臓が跳ねる。唇が微かに触れ合い、焦れったさに僕は上を向く。社内でこんなことしちゃいけないとは思うけれど、もう誰もいないであろうことを思うともう少しくらいはいいだろうかと、そんな気さえしてきてしまう。
僅かなリップ音の後、ココさんはすぐに僕から体を離した。それは決して嫌だったからというわけではないのは、その目に灯る欲情の色を見ればすぐにわかる。その目に晒された体が、ぞわりと震えた。
「今日、うちに泊るだろ?」
「……っ、ココさんが、よければ」
その言葉の裏に潜む本当の意味。いくつ夜を過ごしたのかわからないくらいに過ごした部屋。その言葉の意味を、間違えるわけもない。
ココさんはにこりと笑うと、僕の頬を撫でて頷いた。
「勿論、いいに決まってるじゃないか!」
「……っ! 僕、後片付けしちゃいますねっ!」
その笑みの破壊力といったらなかった。僕は慌てて引き出しをあけて、後片付けを始める。ココさんの視線がじっと机の中に注がれているのが、ちょっと恥ずかしい。
だけどその視線が、決して興味本位から覗いているわけではないことに気付いて、僕は首を傾げた。
「……小松君、これ、何?」
ココさんの指先が、僕の机の中へと伸びた。その指が摘み上げたものを見て、僕はぎょっと目を見開いた。
「そ、そそそ、それは!!!」
「……どうしてこんなものが君の机の中に入っているのかな?」
ココさんの指先で摘まれたそれは、コンドームだ。以前にトリコさんが唐突に「これ、ココなら使えるんじゃね? やるよ!」と、言って何故か渡してきたものだ。何かの試作で貰っただとか言っていたと思ったけど……怨みますよトリコさん。と、僕は心の中で念を飛ばす。
「し、試作で貰って! こ、ココさんと使おうと、思って!!!」
「嘘吐くんだ?」
あああ、やっぱり僕に嘘は無理ですよね、そうですよねええ! と、僕は頭を抱える。真実を告げれば確実に消されるだろう、トリコさんが。
僕がもごもごと口の中で呟く度に、ココさんの機嫌は急降下する。浮気だとは思われてはいないだろうけど、ヤキモチ焼きの恋人は結構タチが悪い。だけどそんな所もちょっと可愛いとか思ってしまう辺り、僕も多分、終わっているのかもしれない。
「……まあ、いいよ」
「えっ?」
珍しく追及されないのか。と、僕がホッとしたのもつかの間。ココさんは僕に詰め寄り、僕が逃れられないように、その腕の中に閉じ込められた。
「言いたくないなら言わせるまでだよ? それに、これ、僕と使うために持っていたんだろう? 机の中にあったっていうことは、今、ここで犯されたいってことだよね、僕に?」
「ち、ちがっ、そんなつもりじゃ……!」
ココさんの声に、僕は被りを振る。そんなことをしてももう遅いのだということは、既に体が理解しているようだった。椅子から立たされた僕はココさんに抱き上げられて、机の上に乗せられる。震えた僕の額に一つキスを落としたココさんが、僕の目の前で舌舐めずりをして見せた。
「覚悟してね、小松君」
ココさんは上着を脱ぎ、その袋を歯を使って破る。ぴりりとした音が、広いフロアに随分と大きく聞こえた気がした。
食材の卸売をしている業者に努めている僕は、次の食材についての情報を集めている内にいつの間にか課から人がいなくなってしまっていたことに気付いた。
多分何人かが声を掛けてはくれたのかもしれないけど、食材に夢中になり過ぎていた僕は多分、生返事で返してしまっていたのだろう。
「うにゃあああ!?」
「小松君、おつかれさま」
フロアに一人しかいないと思っていたのに、首筋に冷たい感触が当てられて僕は思わず叫んでしまっていた。ふと見て見れば、眉間に皺を寄せたココさんが苦笑を浮かべながらそこにいて、僕はそんなココさんに「すみません」と謝った。よくよく考えればココさんが悪いような気もするんだけど。
ココさんは缶コーヒーと、ココアを持っていた。首筋に当てられたひやりとした感触は、どうやらそれらしい。
「びっくりさせちゃったかな。お詫びにこれをどうぞ。疲れた時には甘いもの、でしょ?」
「やったー! ありがとうございますっ!」
僕は諸手をあげて喜び、ココさんの手からココアを受け取った。プルタブを開ければ、ぷしっとした音と共に、ココアの甘い香りが鼻をくすぐる。一口含めば、疲れた体に沁み入るようにココアの甘さが沁み込んでいくようだった。
「ふあぁ、美味しいですぅ」
「そ? それならよかった」
ココさんは言って、自身は缶コーヒーに口をつけた。僕はじっとココさんを見上げて、ふふ、と小さく笑みを零した。
「急に笑って、どうかした?」
「こんな時間まで待っててくれたんですか?」
「勿論。君は僕の大切な部下であり恋人なんだから」
ココさんはそう言うと、僕の机の上に缶を置いた。僕がそこに目をやる暇もなく、ココさんの手が僕の頤を掴み、上向かせる。
「ココさん?」
「仕事、終わったんだろ? ここからは恋人の時間にしよう?」
ココさんの言葉に、どくりと心臓が跳ねる。唇が微かに触れ合い、焦れったさに僕は上を向く。社内でこんなことしちゃいけないとは思うけれど、もう誰もいないであろうことを思うともう少しくらいはいいだろうかと、そんな気さえしてきてしまう。
僅かなリップ音の後、ココさんはすぐに僕から体を離した。それは決して嫌だったからというわけではないのは、その目に灯る欲情の色を見ればすぐにわかる。その目に晒された体が、ぞわりと震えた。
「今日、うちに泊るだろ?」
「……っ、ココさんが、よければ」
その言葉の裏に潜む本当の意味。いくつ夜を過ごしたのかわからないくらいに過ごした部屋。その言葉の意味を、間違えるわけもない。
ココさんはにこりと笑うと、僕の頬を撫でて頷いた。
「勿論、いいに決まってるじゃないか!」
「……っ! 僕、後片付けしちゃいますねっ!」
その笑みの破壊力といったらなかった。僕は慌てて引き出しをあけて、後片付けを始める。ココさんの視線がじっと机の中に注がれているのが、ちょっと恥ずかしい。
だけどその視線が、決して興味本位から覗いているわけではないことに気付いて、僕は首を傾げた。
「……小松君、これ、何?」
ココさんの指先が、僕の机の中へと伸びた。その指が摘み上げたものを見て、僕はぎょっと目を見開いた。
「そ、そそそ、それは!!!」
「……どうしてこんなものが君の机の中に入っているのかな?」
ココさんの指先で摘まれたそれは、コンドームだ。以前にトリコさんが唐突に「これ、ココなら使えるんじゃね? やるよ!」と、言って何故か渡してきたものだ。何かの試作で貰っただとか言っていたと思ったけど……怨みますよトリコさん。と、僕は心の中で念を飛ばす。
「し、試作で貰って! こ、ココさんと使おうと、思って!!!」
「嘘吐くんだ?」
あああ、やっぱり僕に嘘は無理ですよね、そうですよねええ! と、僕は頭を抱える。真実を告げれば確実に消されるだろう、トリコさんが。
僕がもごもごと口の中で呟く度に、ココさんの機嫌は急降下する。浮気だとは思われてはいないだろうけど、ヤキモチ焼きの恋人は結構タチが悪い。だけどそんな所もちょっと可愛いとか思ってしまう辺り、僕も多分、終わっているのかもしれない。
「……まあ、いいよ」
「えっ?」
珍しく追及されないのか。と、僕がホッとしたのもつかの間。ココさんは僕に詰め寄り、僕が逃れられないように、その腕の中に閉じ込められた。
「言いたくないなら言わせるまでだよ? それに、これ、僕と使うために持っていたんだろう? 机の中にあったっていうことは、今、ここで犯されたいってことだよね、僕に?」
「ち、ちがっ、そんなつもりじゃ……!」
ココさんの声に、僕は被りを振る。そんなことをしてももう遅いのだということは、既に体が理解しているようだった。椅子から立たされた僕はココさんに抱き上げられて、机の上に乗せられる。震えた僕の額に一つキスを落としたココさんが、僕の目の前で舌舐めずりをして見せた。
「覚悟してね、小松君」
ココさんは上着を脱ぎ、その袋を歯を使って破る。ぴりりとした音が、広いフロアに随分と大きく聞こえた気がした。
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