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お友達に最初に私と話していた内容と、話が違うよ!!
と、言われて改めて書き直した狐ココ×うさまつくん。
前回の無理矢理だったもんね。
ヤッチマッター!

獣化が大丈夫な方は続きよりどうぞー!
確かウサギは一年中発情してる?とかなんとかそんな話から、小松君ちょっとえっちいです。
つまりうさまつくんはつじょうちゅう。

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体が震える。まただ。と、小松は小さな体を震わせた。
「小松君? 小松君、大丈夫かい?」
 親友でもある狐のココが、体を屈めて小松の体を抱きあげる。その熱の高さに、ココの眉間に皺が寄るのが小松の目にも見えた。
「……熱? 何か悪い物でも食べた? それとも……」
 はあ、と漏れる吐息は熱い。ふわりと漂ってきたココの体臭に、小松の体はまるで電流でも走らせたようにびくりと震えた。耳が辛そうにぴくぴくと震えているのを見て、ココはそっと己の膝の上に小さな体を乗せる。
「小松君、小松君。僕の言葉が聞こえるかい?」
 聞こえる声も、もはや小松の耳にはどこか遠く聞こえる。ぼんやりとした眼差しで、小松はココを見上げ、その小さな手を伸ばした。はあ、とまた荒い吐息が小さな唇から吐き出される。
「……ココ、さ…ッ!」
 こんなことしちゃだめだ。
 頭の中ではわかっているのに、体はもう止めることもできない所まできてしまっている。小松は必死にココへと手を伸ばし、縋った。
「…ふ、ぁッ、おねがい」
 たすけて。
 そんな悲痛な声音に、ココもごくりと唾を飲み込んだ。その体から発せられる電磁波に当てられたように、ココは喉が渇いたような錯覚さえ覚える。
「だいて、くださ…ッ」
 涙をその眦に浮かべた小松は、蚊の鳴くような声でココに告げた。
 親友なのに……こんなことしちゃ、だめなのに…ッ!
 冷静な頭の中は、自身の行為に警鐘を打ち鳴らす。
 それでも、ココに強請るように唇をそこに押し当てる。ココの僅かに低い体温が心地よくて、小松はふるりと尻尾を震わせた。






尻尾ー!
震えるぞ尻尾! 悶え尽きるほどココマ!
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