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Twitterの裏垢でぽつぽつ呟いてたもの投下。
んー、結構本数あるので後で纏めて、見直しなんかもしてサイトにでもあげようかと思います。
「口を開けて舌を出して、小松君」
ココさんがそんなことを言った。言われた通りに口を開き、舌を差し出す。ひやりとした空調の空気が舌先を冷やした。「ん、もうちょっと」
「ひゃにするんでふか?」
舌を伸ばしたまま喋ると、間抜けな音になった。僕の頬に手を添えたココさんが、ゆっくりと首を傾ける
――ぁ……キス、される。
そんな風に思った時にはもう、ココさんの口が開いて僕の舌をその口の中に迎え入れられた後だった。唇が僕の舌を挟み込み、唇で愛撫されるかのように銜えられる。舌先がちろりと僕の舌先を撫でたのにびくりと体を竦ませたけれど、ココさんの手が頭を抱えていたせいで逃げることも叶わない。
ねっとりとした舌とは違う柔らかい感触。食べられてしまうかのような錯覚を覚えた僕は、僕の頬を支える男らしい手に手を重ねる。ココさんの瞳が細められて、その奥にゆらりと揺らめく情欲の色を見つけて体が震えた。ただのキスなのに、ただのキスじゃない。
「ふっ、ぁ……!」
僕から漏れた声も情欲の色を孕み、懸命に舌を伸ばしてココさんのそれと擦り合わせた。ちゅ、くちゅとした音が響き渡る。恥ずかしかったけれど、最早止まることなどできないことを体が知っていた。
「ココ、さ……ッ!」
上向かされて首が痛い。舌を逃げるように口腔内へと戻せば、ココさんの舌も追ってくる。口腔内を蹂躙されて、吐息ごと奪われるようなキスに酔った。
耳を塞ぐようにココさんの手が僕の頭を包み、そのせいでかはわからなかったけれど、くちくちとした音が頭に響いた。
「ん…あ!」
上顎を舐められて、口腔内を隈なく探られる。歯の裏も、頬の内側も、舌の裏側さえも。
「こ、ココさぁん!」
キスの合間に弱々しく言えば、ココさんがやっと気付いたように僕から唇を離す。品がなく舌を出しているその先から、銀色の糸が僕らの間を紡いでいた。
「ん、どうかした?」
「どうかした?じゃないですよ!なんですか今のっ!」
抗議の声をあげようとしたけれど、力の入らない体では大した抗議にはならないだろう。その証拠に、ココさんの支えなしでは僕はもう立てない所まで追い詰められている。
「気持ち良さそうな顔、してたのに」
「……ッ!」
途端にぼっと頬に熱が溜まったのがわかった。
「コ、ココさんも舌を出してください!」
「僕?」
いいよ? と、言われて出された舌に、どきどきと心臓が煩く早鐘をたてた。
僕を見つめる視線は悪戯っぽく煌き、どこか楽しそうだ。それが悔しくて、僕はゆっくりと口を開く。その舌に口付けようとして、僅かに躊躇した。僕を見つめる視線が焦れたように細められて、僕は促されるように顔を近付けた。
伸ばされた舌に口付け、ココさんがそうしたように唇で挟み込む。甘噛みし、舌を重ね、唇を舐めた。
自分の思うようにするキスは、いつも翻弄されるキスとは違って、どこか恍惚としたような気持ちにさせるだけの余裕があった。
「んッ、ふ、ぁ」
粘着質な音と共に聞こえる自分の鼻に抜けたような、甘ったるい声。男のこんな声なんて気持ち悪い以外の何でもないだろうにココさんはいつもその声が聞きたいという。僕には理解出来ない。
これがココさんの声なのであれば、たまに漏れ聞こえる声なんて凄く色っぽいからわかるのだけれど薄い唇を甘噛みし、その舌を味わうようにそっと舌で触れる。ぬろりとしたそれを口の中に招き入れて、唇でまた挟み込んだ。目の前にあるココさんの瞳が僅かに細められた。
「……ッ、ん、ぁ?」
招き入れた舌が蠢く。離れようとしたけれど、いつの間にか伸ばされた手が頭の後ろに伸ばされていて、逃げることは出来なかった。
「ふ、ぅッ、んんっ」
離して欲しいと押しのけようと伸ばした抗議の手に、ココさんの指先が絡んだ。そのままぎゅうと握られたことに、酷く安堵してしまう。たったそれだけのことなのに、離して欲しいと思っていた想いは呆気なく溶けて消え、求めるようにココさんの舌に自分のそれを絡める。
全く我ながら現金だと呆れたけれど、なんだかそれも悪くないなと思ってしまうのだから不思議なものだった。
「…ン、んッ」
二人分の唾液が絡み合い、二人の口の中を行き交う。
「ふぁっ!?」
突如背中を撫でられて、僕は体をびくつかせて唇をもぎ離した。その拍子に、行き交っていた唾液がとろりと口端から流れ落ちていく。
「……エロいね」
くすくすと笑ったココさんの親指が僕の口端から首筋へと辿っていった唾液を拭い、そのまま僕の口の中へと戻す。「ココさ……ッ、んくっ」
太い親指を口の中に突っ込まれ、そのまま親指で舌をなぞられる。
唾液の通った後に、ココさんが唇を寄せてそこに吸い付くのが見えた。ぴりりと首筋に走った痛みに、僕はぴくりと体を震わせる。
「……キスだけなのにね」
小さく息を吐き出したココさんが笑った。
「気持ち良くて堪らない」
君もそうだろう?
そう言って笑ったココさんに頷いた。触れ合った箇所から溶け合った僕らは、ゆっくりとまた唇を重ねた。
以上!
キスだけでどれだけいやらしくできるのかと実験的にtwitterの裏垢で呟いてたやつでした。
いやらしい…かな(笑)
どきどきして貰えたら大成功です!
クズココさんもやっとちょろちょろ進み始めました。いやほんと……小松君ごめんよ…!と、言いたくなる内容に…!
うぅ、また「キスからはじめよう」みたいに雰囲気的宣伝も遊びで作りたいので、できたらまた載せますね。
ちょっとでもそれが判断材料になればいいのですが!
んー、結構本数あるので後で纏めて、見直しなんかもしてサイトにでもあげようかと思います。
「口を開けて舌を出して、小松君」
ココさんがそんなことを言った。言われた通りに口を開き、舌を差し出す。ひやりとした空調の空気が舌先を冷やした。「ん、もうちょっと」
「ひゃにするんでふか?」
舌を伸ばしたまま喋ると、間抜けな音になった。僕の頬に手を添えたココさんが、ゆっくりと首を傾ける
――ぁ……キス、される。
そんな風に思った時にはもう、ココさんの口が開いて僕の舌をその口の中に迎え入れられた後だった。唇が僕の舌を挟み込み、唇で愛撫されるかのように銜えられる。舌先がちろりと僕の舌先を撫でたのにびくりと体を竦ませたけれど、ココさんの手が頭を抱えていたせいで逃げることも叶わない。
ねっとりとした舌とは違う柔らかい感触。食べられてしまうかのような錯覚を覚えた僕は、僕の頬を支える男らしい手に手を重ねる。ココさんの瞳が細められて、その奥にゆらりと揺らめく情欲の色を見つけて体が震えた。ただのキスなのに、ただのキスじゃない。
「ふっ、ぁ……!」
僕から漏れた声も情欲の色を孕み、懸命に舌を伸ばしてココさんのそれと擦り合わせた。ちゅ、くちゅとした音が響き渡る。恥ずかしかったけれど、最早止まることなどできないことを体が知っていた。
「ココ、さ……ッ!」
上向かされて首が痛い。舌を逃げるように口腔内へと戻せば、ココさんの舌も追ってくる。口腔内を蹂躙されて、吐息ごと奪われるようなキスに酔った。
耳を塞ぐようにココさんの手が僕の頭を包み、そのせいでかはわからなかったけれど、くちくちとした音が頭に響いた。
「ん…あ!」
上顎を舐められて、口腔内を隈なく探られる。歯の裏も、頬の内側も、舌の裏側さえも。
「こ、ココさぁん!」
キスの合間に弱々しく言えば、ココさんがやっと気付いたように僕から唇を離す。品がなく舌を出しているその先から、銀色の糸が僕らの間を紡いでいた。
「ん、どうかした?」
「どうかした?じゃないですよ!なんですか今のっ!」
抗議の声をあげようとしたけれど、力の入らない体では大した抗議にはならないだろう。その証拠に、ココさんの支えなしでは僕はもう立てない所まで追い詰められている。
「気持ち良さそうな顔、してたのに」
「……ッ!」
途端にぼっと頬に熱が溜まったのがわかった。
「コ、ココさんも舌を出してください!」
「僕?」
いいよ? と、言われて出された舌に、どきどきと心臓が煩く早鐘をたてた。
僕を見つめる視線は悪戯っぽく煌き、どこか楽しそうだ。それが悔しくて、僕はゆっくりと口を開く。その舌に口付けようとして、僅かに躊躇した。僕を見つめる視線が焦れたように細められて、僕は促されるように顔を近付けた。
伸ばされた舌に口付け、ココさんがそうしたように唇で挟み込む。甘噛みし、舌を重ね、唇を舐めた。
自分の思うようにするキスは、いつも翻弄されるキスとは違って、どこか恍惚としたような気持ちにさせるだけの余裕があった。
「んッ、ふ、ぁ」
粘着質な音と共に聞こえる自分の鼻に抜けたような、甘ったるい声。男のこんな声なんて気持ち悪い以外の何でもないだろうにココさんはいつもその声が聞きたいという。僕には理解出来ない。
これがココさんの声なのであれば、たまに漏れ聞こえる声なんて凄く色っぽいからわかるのだけれど薄い唇を甘噛みし、その舌を味わうようにそっと舌で触れる。ぬろりとしたそれを口の中に招き入れて、唇でまた挟み込んだ。目の前にあるココさんの瞳が僅かに細められた。
「……ッ、ん、ぁ?」
招き入れた舌が蠢く。離れようとしたけれど、いつの間にか伸ばされた手が頭の後ろに伸ばされていて、逃げることは出来なかった。
「ふ、ぅッ、んんっ」
離して欲しいと押しのけようと伸ばした抗議の手に、ココさんの指先が絡んだ。そのままぎゅうと握られたことに、酷く安堵してしまう。たったそれだけのことなのに、離して欲しいと思っていた想いは呆気なく溶けて消え、求めるようにココさんの舌に自分のそれを絡める。
全く我ながら現金だと呆れたけれど、なんだかそれも悪くないなと思ってしまうのだから不思議なものだった。
「…ン、んッ」
二人分の唾液が絡み合い、二人の口の中を行き交う。
「ふぁっ!?」
突如背中を撫でられて、僕は体をびくつかせて唇をもぎ離した。その拍子に、行き交っていた唾液がとろりと口端から流れ落ちていく。
「……エロいね」
くすくすと笑ったココさんの親指が僕の口端から首筋へと辿っていった唾液を拭い、そのまま僕の口の中へと戻す。「ココさ……ッ、んくっ」
太い親指を口の中に突っ込まれ、そのまま親指で舌をなぞられる。
唾液の通った後に、ココさんが唇を寄せてそこに吸い付くのが見えた。ぴりりと首筋に走った痛みに、僕はぴくりと体を震わせる。
「……キスだけなのにね」
小さく息を吐き出したココさんが笑った。
「気持ち良くて堪らない」
君もそうだろう?
そう言って笑ったココさんに頷いた。触れ合った箇所から溶け合った僕らは、ゆっくりとまた唇を重ねた。
以上!
キスだけでどれだけいやらしくできるのかと実験的にtwitterの裏垢で呟いてたやつでした。
いやらしい…かな(笑)
どきどきして貰えたら大成功です!
クズココさんもやっとちょろちょろ進み始めました。いやほんと……小松君ごめんよ…!と、言いたくなる内容に…!
うぅ、また「キスからはじめよう」みたいに雰囲気的宣伝も遊びで作りたいので、できたらまた載せますね。
ちょっとでもそれが判断材料になればいいのですが!
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