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食林寺から帰ってきて、小松君とココさんが再開したらどうなるかなって思って書いた小話。
やっぱり一番仲の良かった友達が敵になってしまったのは、いくら「正すために倒す」と決めたとしても、辛いものがあるだろうなと。
それはしこりとなってきっと小松君の心の奥底にしまわれているんだろうなって。
そう思うと辛いー!
だって小松君の叫びに思わず泣きそうになりましたよおおおお!アニトリ!!!
小松君が「うわああああ」って泣いた時、ちょっ、誰か抱き締めてあげてよ!!とか思いましたもんねー。
寧ろ私が抱きにいく!!←
あと千流さんがすき。あと千代婆さんが可哀想な気もしてなんかもだもだ。竹ちゃんもコミックス読んでいる限りだと、なんかありそうですよね。
また珍師範と千代婆さんが笑い合える日がくるといいなーって思います。
カフェココマは次が最終話になるかもしれません。あとはちょっと番外編みたいなのをちょろちょろと。
少々お待ち下さいねー!
さて、肝心の小松君については、ココさんに慰めて貰いました。
きっとこんなことが四獣との間にあったと私は思ってる。思ってる!!!!
続きからどうぞー
やっぱり一番仲の良かった友達が敵になってしまったのは、いくら「正すために倒す」と決めたとしても、辛いものがあるだろうなと。
それはしこりとなってきっと小松君の心の奥底にしまわれているんだろうなって。
そう思うと辛いー!
だって小松君の叫びに思わず泣きそうになりましたよおおおお!アニトリ!!!
小松君が「うわああああ」って泣いた時、ちょっ、誰か抱き締めてあげてよ!!とか思いましたもんねー。
寧ろ私が抱きにいく!!←
あと千流さんがすき。あと千代婆さんが可哀想な気もしてなんかもだもだ。竹ちゃんもコミックス読んでいる限りだと、なんかありそうですよね。
また珍師範と千代婆さんが笑い合える日がくるといいなーって思います。
カフェココマは次が最終話になるかもしれません。あとはちょっと番外編みたいなのをちょろちょろと。
少々お待ち下さいねー!
さて、肝心の小松君については、ココさんに慰めて貰いました。
きっとこんなことが四獣との間にあったと私は思ってる。思ってる!!!!
続きからどうぞー
「元気ないね、小松君」
「……いえ」
小松君はぐったりとソファに体を沈めて、何事かを考えているようだった。帰ってきてから、ずっとこの調子だ。僕は息を吐く。小松君の家に滞在して三日目。小松君の笑顔を、僕はまだちゃんと見られていなかった。
「何かあったんだろ? 食林寺で」
小松君の顔に影が落ちた。職場ではきちんとしているようだし、トリコの前でも、極力普通に振舞おうとしているのは見ていてわかる。だけど、電磁波までは誤魔化せない。
僕は小松君の横に座って、そっとその小さな頭を撫でた。小松君の目が、ゆるゆると僕に向けられた。
「……ココさん、僕、」
「何も言わなくてもいいよ。君はちょっと、疲れているだけみたいだからね」
僕はくすりと笑って、小松君の体を抱き寄せる。ぎゅうと力を込めて、頭を胸に押し付けた。そのままソファの上にごろりと転がると、小松君の手がぎゅうと僕の服を握った。
その小さな手が震えていることに、僕はあえて気付かないフリをした。一定のリズムでとんとんと背中を叩く。子守唄のように、ゆっくり、ゆっくりと、優しく。
「君が元気になるまで、こうしててあげる」
小松君は何も言わなかった。その今にも壊れてしまいそうに見える体を抱き締める。ゆらりとそのオーラは、悲しみに包まれていた。
ぐす、と胸元から鼻を啜る音が聞こえた。静かに泣く小松君のその声に、胸が締め付けられるような気持ちになった。
小松君は多分、僕には何も言ってくれないだろう。それが少し、寂しい。だけど、帰ってきてから辛そうにはしながらも人前では泣かなかった彼が、こうしてひっそりと僕の前で涙を見せてくれるのは嬉しい。
そんな不謹慎なことを考えながら、僕は小松君の体を抱く腕に力を込めた。
「君が眠るまで、ずっと傍にいるから」
夢も見ない所に君が行くまで。
僕が囁くと、小松君の手にぎゅうと力が再び込められた。慰めにもならない慰めではあるけれど、僕が傍にいる意味がここにありますようにと、僕は小松君の頭に祈りを込めて口付けた。
「……いえ」
小松君はぐったりとソファに体を沈めて、何事かを考えているようだった。帰ってきてから、ずっとこの調子だ。僕は息を吐く。小松君の家に滞在して三日目。小松君の笑顔を、僕はまだちゃんと見られていなかった。
「何かあったんだろ? 食林寺で」
小松君の顔に影が落ちた。職場ではきちんとしているようだし、トリコの前でも、極力普通に振舞おうとしているのは見ていてわかる。だけど、電磁波までは誤魔化せない。
僕は小松君の横に座って、そっとその小さな頭を撫でた。小松君の目が、ゆるゆると僕に向けられた。
「……ココさん、僕、」
「何も言わなくてもいいよ。君はちょっと、疲れているだけみたいだからね」
僕はくすりと笑って、小松君の体を抱き寄せる。ぎゅうと力を込めて、頭を胸に押し付けた。そのままソファの上にごろりと転がると、小松君の手がぎゅうと僕の服を握った。
その小さな手が震えていることに、僕はあえて気付かないフリをした。一定のリズムでとんとんと背中を叩く。子守唄のように、ゆっくり、ゆっくりと、優しく。
「君が元気になるまで、こうしててあげる」
小松君は何も言わなかった。その今にも壊れてしまいそうに見える体を抱き締める。ゆらりとそのオーラは、悲しみに包まれていた。
ぐす、と胸元から鼻を啜る音が聞こえた。静かに泣く小松君のその声に、胸が締め付けられるような気持ちになった。
小松君は多分、僕には何も言ってくれないだろう。それが少し、寂しい。だけど、帰ってきてから辛そうにはしながらも人前では泣かなかった彼が、こうしてひっそりと僕の前で涙を見せてくれるのは嬉しい。
そんな不謹慎なことを考えながら、僕は小松君の体を抱く腕に力を込めた。
「君が眠るまで、ずっと傍にいるから」
夢も見ない所に君が行くまで。
僕が囁くと、小松君の手にぎゅうと力が再び込められた。慰めにもならない慰めではあるけれど、僕が傍にいる意味がここにありますようにと、僕は小松君の頭に祈りを込めて口付けた。
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